- お客さまの死傷事故
- 社員・協力会社社員の死亡事故
- 工事に起因する重大な事象
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安全管理活動の原点である「安全をすべてに優先させる」行動をすべての場面で全社員が実践していきます。また、命を守るためのルールを厳守し協力会社と一体となり「重大事故ゼロ」を目指します。
目標指数
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基本動作を省略することなく実践すること、過去の重大事故の振り返りによる再発防止対策の定期的な確認などにより、重大事故を防止します。
2025年6月2日、ホテルメトロポリタン仙台において「仙建工業2025年度全社全大会」が開催されました。
大会には当社幹部、社員及び協力会社の代表者ら約220人が出席しました。
大会の冒頭に、これまで当社施工工事でお亡くなりになった社員、関連工事でお亡くなりになられた方々へ出席者全員で黙祷を捧げました。
中村代表取締役社長によるオープニングスピーチでは「昨年度は各地で大雪になり除雪作業を行いながらの工事完遂に御尽力を頂いた。改めて御礼を申しあげる。幸い、お客様や作業従事者が怪我を負う様な事故は発生しなかったが列車をご利用になるお客様にはご迷惑をお掛けした事象が複数発生させたしまった。今年度はその反省にしっかり立ち事故防止に取り組んでいく。」と述べられました。
また、「安全レベルを高めるための4本柱」について、具体的に決めた安全の取り組みを地道に継続しなければ達成することは不可能であり、出席者全員が率先して実践することを求められました。
協力会社様の安全への取組については「安全優良協力会社表彰」の中から3社様からご報告を頂きました。
・栄喜工業株式会社様、サイト工業株式会社様、古川興業株式会社様
その後、昨年度の当社工事において安全性を高める取り組みが顕著であった協力会社9社様を安全優良協力会社として表彰致しました。
休憩を挟んで特別講演として、東日本旅客鉄道株式会社 研究開発センター テクニカルセンター所長小林宏基様から「安全とオペレーション&メンテナンスに関する研究開発の取組み」と題して講演を頂きました。
クロージングスピーチで取締役 木村副社長 から大会の講評を頂くとともに、安全大会開催のきっかけとなった、「労災死亡事故」を振り返りながら、「当社は鉄道工事を中心とした建設業を営んでおり、安全と品質を確保して鉄道を、更には社会を支えていく使命がある。その為には協力会社と一体となった安全第一を共通認識として日々の施工に万全を期さなければならない。」と決意表明を頂き大会を終了しました。
部門ごとに「仕事の流れ」に沿って確認すべき安全上の確認ポイントを整理し、リスク管理を実施します。鉄道工事に関するルールの実施状況については、PDCAを繰り返すことにより、継続的に仕事の進め方を見直し改善していきます。(安全マネジメントの実践)
当社施設「事故に学ぶ館」、「高所体感設備」やVRを活用した安全教育・体感訓練の実施と、「JR東日本事故の歴史館」での過去の事故から教訓を学ぶ取組みを継続します。うまくいっている取組みに注目した事例を社内で水平展開し、個人、組織の安全レベル向上につなげます。
総合研修センターの事故に学ぶ館へ